2014/06/09

さいはてのち 日本一周61話 北海道


ひとつ夢が叶った!

「チャリンコで日本一周しよう!」そう決めてからずっと走り続けた。 
気づけばこんな遠い場所に来てしまった。心から想いが湧いてくる。
ついに念願だった宗谷岬が見えてきた。日本最北端の地に到達!



本編はじまり!
札幌で出会ったみんなとの再会から一夜。それぞれの旅に出発。
天気は微妙ですが雨は大丈夫です。テキパキと荷造りしていきます。
いよいよこの時がやってきました。憧れの日本最北端までいくぜ!



意気込む『ゆーたさん』。レインウェアをまとい一足先に出発です。
最年長の『ノムさん』もいません。なんとすでに出発していました(笑)
そして残った4人。別れが急に寂しくなってダラダラしはじめます。



カレー食べたり、ギター弾いたり、モノマネしたりして過ごします。
みんな目的地は近いです。それもあって中々立ち上がろうとしません。
ひょくさんに関しては「雨降るぞぉ!」と出発を止めてきます!笑



もうちょいここにいるか。ひょくさん&hina8maさんはカメラいじり。
新ネタでも考えて暇つぶそ!ケインコスギのモノマネをする山本高広。
そのマネをするひょくさんのネタをハイエナの速度でパクって遊ぶ。



先生と並んで「パーフェクトボディ!!」と叫ぶ部分がオリジナル。
やっていることは完全に小学生。ただツボってしまい腹筋が痛いです。
めっちゃ笑ったわ。それにしても身内ネタすぎて寒いぜ\(^o^)/



『hina8maさん』。旅人らしいワイルディなポーズが様になります。
これからは稚内を見て回るそう。ヒナヤマカレーおいしかったです!
もうすぐバイトするらしく、旅中に話せるのはこれが最後かも。



『ひょくさん』。最後はパーフェクトボディのポーズでお別れです。
内陸を下って旭川方面まで向かうとのことです。道中気をつけてー!
再会する時までに、ケインコスギのクオリティ上げときますね!



『先生』。お馴染みのAポーズでお別れ!?ではなく目的地が一緒。
しばらく2人で北海道を旅します。どこまで行くかはそのうち決めよう。
また楽しくなりそうです。まずは30キロ先の最北端を目指そっか!



まず訪れたのはマクドナルド。だけどここは普通のマックじゃない。
最北端にある店舗です。それだけで不思議とテンションが上がります。
気になる店内はいたってドノーマル。特別感を期待しすぎました。



ここで昼メシにします。僕はハンバーガーとチキンクリスプを注文。
相棒の先生はハンバーガー7個をお買い上げでーす。ってなんでやっ!
さすがは旅人界のナックルボール。常に予測不能な軌道です(゜_゜)



食べているとhina8maさんがやってきました。再会はやすぎる!笑
これから溜まったブログを書いていくそうです。ブロガーは大変だな。
人のこと言ってる場合かよ。はやく2日目の記事を書かないとな!



外にいたドナルド先輩に挨拶しておきます。純粋に不気味だなっ!
「表情が怖くて寒気がするなし。完全に犯罪者の顔してるなっし~!」
ふなっしーとボロクソに言います。人の悪口はやめましょう!笑



帰り際、店員さんが旅を応援してくれました。人情あるマックです。
温かみ溢れる神のような店員さんと、恐ろしい悪魔のようなドナルド。
ふたつの違う顔。「天国と地獄のマック」と心の中で名づけました。



旅人のチャリンコ並ぶとカッコいいな。一台の時よりも映えます。
おっしゃ!日本の端へ行こう。自転車に跨っていよいよ旅立ちです。
ひたすら前だけを見て一歩を積み重ねます。先頭になって爆走。



突然、雲が厚くなり視界が奪われます。爆風に飲み込まれました。
プールの中かよってくらい進まない。叫びながらペダルを踏みます。
旅前半の最後の試練にはもってこい。気合い・・・あ・れ・は!



ずっと夢にまで見ていた旅人の聖地『宗谷岬』。日本最北端到達!
本当に嬉しい時って言葉が出てこないんだな。不思議な高揚感です。
自転車に乗ったまま立ち止まって動けません。シンプルに嬉しい。



地図を開いて現在地を確認。もちろん日本の北を指しています。
ホントに来たんだな。モニュメントが見えた瞬間は力が抜けました。
ガチで日本一周できるかもな。先生が追いついてから記念撮影。



気温は一桁台。震えながら喜びをかみしめます。サイコーォオオオ!
これまで長くて短かった。矛盾しているけど、どっちも感じるよ本当に。
やっと感情が現実に追いついてきました。土産屋があったので散策。



店内に『流氷館』を発見。テンションが上がった2人は迷わず中へ。
グォオオァチャアアアッ!寒すぎるぅううう!!ガクガク。ブルブル。
動物の剥製が飾ってあるだけでした。ただの巨大な冷蔵庫です。



先生凍死しそうやーん!カメラを向けてもAポーズの余裕はなし。
光の速さで脱出します。お店の中で温まろうぜぇ。再びお土産屋へ。
記念品に最北端と書かれたゴールドステッカーをゲットしました。



寝床は地元の人が教えてくれた渋いバス停。部屋みたいな作りです。
ふと先生がボソッと呟く。「shoさん・・・僕、伝説つくります!」「へ?」
そいうとレインウェアを脱ぎだしました。さらに黒のポロシャツも。



「最北端で泳ぎます!」「ちょい!わ、分かった!じゃあ写真撮るわ!」
バチ!胸板を叩き気合を入れる男。「いきます。よっしゃ!うわああ!!」
辛そうな顔で海水に飛び込みます。「先生まかせろ!パシャパシャ!」



ガクガク震えて体を拭く筋金入りの変態。はよ温かいメシを食べよう。
ふたりで笑いながら乾麺をすすります。今日ほど笑った日はありません。
先生ありがとう。ここで食べたラーメンの味は一生忘れないだろう。


次回につづく。。


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