2014/06/07

ヒグマ来襲 日本一周59話 北海道


全身から鳥肌が立つ。

約100年前の話。苫前町は開拓がはじまったばかりの村だった。
だから野生生物も珍しくない。穀物を狙い熊が来襲するようになった。
そんなある日女性子供を食い殺す。そして人間の肉に味をしめる。



本編はじまり!
大きなあくびで起床です。布団がベラボーに気持ちよすぎました。
ちなみに昨日は走行距離ベストレコード更新。我ながら成長したな!
ナナさん、ヒロマサ君が先に旅立ち。みんなを見送ったなら出発!



目指すは日本の最北。札幌で会ったみんなが集まっているらしい。
思ったよりも早い再会になりそうです。モチベーションが高まります。
楽しみだな!待っててくれー!数日分の食料を買い込んでGO。



現在地は留萌、稚内まで180キロ。2日あれば辿り着けそうです。
今日はできるだけ走って、明日の午前中までにはみんなと再会したい!
決意を強く固めます。脇目もくれず全力で走りましょう。いくぞー!



謎のクマさん 「コッチおいで~!刺激的な出会いが待ってるよー。」 
新米旅人のsho 「はい親分!今すぐいきますねー!・・・じゃねーよ!」
チラッと時計を見ます。寄り道してる時間なんかない。でも気になる。



秒で郷土資料館にイン。この町の恐ろしい歴史を学びます。勉強開始!
1915年、冬眠不足の熊がいました。巨体で穴に入れなかったからです。
体重340kg、体長2.7m。冬眠していないために気性が荒く凶暴。



その熊が村を襲うようになります。そして何度目かの襲来で事件発生。
なんと人を喰いました。それから執着心が強い熊は次々に人を殺し捕食。
県は討伐部隊を投入し、最期はマタギの手によって討伐されました。



これを『三毛別羆事件』と言います。森のクマさんハンパねぇええ!
バーソロミューくまなんかより、全然リアリティあって怖えー(゜_゜)
こんな整備された道路には出ないよな。冷汗を流して寝床へ走行。



『道の駅 しょさんべつ』。星空がキレイみたいだし寝床にしようかな。
するとおじさん登場。「稚内までいくんか?」「はい!明日着く予定です」
「そりゃ絶対無理だぞ!」急に怒られました。何言ってんだこの人?



余裕でいけるっしょ!だけど地元の人のいうことだし本当なのか?
ただこのおっちゃんの一言で火がつきました。「まだまで走ってやる!」
黒い虫が口に入りつつ走ります。稚内のみんなに追いつけ追い越せ。



果てしない大地と空が広がっています。もうすぐ一日がおわる。
熊に遭遇したら危険です。あっちも悪気はないし生きるために必死。
仲良くできればいいんだけど、とにかく会わないのが一番です。



天塩に到着です。格安の宿もあるようですが受付時間外でした。
諦めて駅で寝ます。期待を裏切らない寒さ。上に行くほど震えるぜ。
日本最北がリアルになってきました。旅前半もクライマックスだ!


次回につづく。。


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