2014/05/20

曇天に浮かぶハクサンジマ 日本一周41話 山形-秋田


だれもいない橋に踏み入れる。

ここは東北の江ノ島。曇天の空の中、カラスがあちこちで羽ばたく。
ザラッとした空気がすこし不気味だ。日本神話にゆかりある場所らしい。
 一体どういう場所なんだろう。思いをめぐらしながら橋を渡っていく。



本編はじまり!
シャカシャカと寝袋から体を出します。JAPANはやっぱ畳にかぎる。
夜中の2時に一度起きましたが、6時間は寝た感覚です。爽快感MAX。
すると地元のおっちゃんが仮眠に来ました。場所を譲って出発です。



道の駅 あつみと別れます。サイコーの寝床でした。ありがとう!
 畳つきの休憩所、シャワー、冷水機。文句のつけようのない駅でした。
 旅人に優しいおもてなし精神に、すっかり心を奪われたぜ\(^o^)/



東北編スタート!なんだあれは?小さな橋が架かる島が現れました。
 いってみよっと!婆ちゃんとその孫がいます。「何されてるんですかー?」
 「カラスが道に木の実を置いてるでしょ」その様子を見てるらしいです。



ここは白山島という東北の江ノ島。神話にゆかりのある場所なんだと。
ウロウロしてると車が近づいてきました。ドアが開いておっちゃんが登場。
去年退職された大学教授で、山形県の歴史や信仰を教えてくれました。



ずーっと同じ景色の海だと思っていたけど、雰囲気が変わってきたぞ。
 これで明るい青空なら嬉しいんだけどなー。どんより雲がかぶさっている。
スピードを上げて走ります。どんな風景が待ってるのか楽しみです。



ふと海を見渡すと、日に焼けた男が季節外れの海水浴をしております。
この近辺は波乗り発祥の地だそうです。って銅像やないかーーーぃいい!
 何その真剣な顔は!シュールすぎるわ。申し訳ないけど爆笑です(°_°)



東北は変わった所が多いのかな。面白い絵を見せてくれそうな予感。
 知らない土地で不安もありますが楽しみです。やる気が溢れてきました!
 しばらく走ると『最上川』を発見します。実は日本で長い川7位(笑)



酒田市に入ってからは何やら騒がしい。天狗がいます。お祭りだー!
 女の子を見つけては鼻を触らせています。ただのエロ親父じゃねーか!
そんな中すごい荷物を積んだチャリが一台。もしかして旅人なのか。



「日本一周ですか!?」 「おお~!そうだよ。君はどこから来たの?」
 現れたのは年配の男性。退職して北海道から日本一周されてるらしい。
 名刺を交換してお別れ。鳥海山を眺めながら坂道を駆け上がります。



帰宅中の小学生に応援され『道の駅象潟』に到着。みんなありがとう!
 夕方なのに「おはようございまぁ~す」って挨拶して可愛いかったです(笑)
さて今日の寝床も無料休憩所。幅が広くてめっちゃいいベットです。



パスタを作って腹ごしらえ。スーパーが激安になるまで駅で時間つぶし。
 北海道から旅行に来た方と話して過ごします。北の大地は激寒だそうです。
 「その格好で北海道行ったら死ぬよ~」引きつった顔で言われました(笑)


次回につづく。。


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