2014/07/26

耳をすませば 日本一周108話 東京-神奈川


カントリーロード。

ジブリはお好きですか? 今回は『耳をすませば』の舞台を訪ねます。
1995年の夏に公開されて、今なお愛される甘酸っぱい青春物語です。
いつもとはテイストを変えて、リポート形式でお届けしていきます!


本編はじまり!
太陽が昇るさわやかな朝。東京都多摩市にある駅にやってきました。
聖跡桜ヶ丘駅です。この町が『耳をすませば』のモデルになっています。
ここから映画の主人公『雫』が、改札を出て物語がはじまるんですね。



映画とまるで同じ風景です。にわかジブラーの熱が燃えたぎります!
『耳をすませば』は『魔女の宅急便』と同じかそれ以上に好きな映画です。
ブルーな時に観ると、子供の頃の素直な気持ちをとり戻せるんです。



楽しくなってきました。さっそく雫が歩いたルートを走りましょう!
物語では、雫がお父さんのいる職場を目指して弁当を届けにいきます。
この駅正面に見える道がはじまりの玄関です。元気にレッツゴー!



図書館は丘の上にあります。坂のシーンを思い出す方も多いはず。
だんだん勾配が急になるんです。町には愛嬌あるお店が並んでいます。
コンクリートロード進んいきましょう。強くなる日差しが暑いです。



霞が関橋からは大栗川が見えます。映画とまったく同じ絵ですね。 
立ち止まって眺めてみる。住宅街と山の緑が絶妙にマッチしています。
東京に住むならここが第一候補かもしれない。居心地よさそうです。



橋を渡り終えると急こう配になり『いろは坂』のお出ましです。
冒険の入口に辿り着きました。ただの坂なのに気持ちが高鳴ります。
ここからは、画面で見た情景を思い出しながら進んでいきます。



うおー!すげえ!!アニメで見た赤色のアスファルトと同じやん。
雫が駆け足で登ったあのアップヒルです。ワクワクが止まりません。
高鳴る鼓動。いよいよ図書館がある場所に近づいてきました。



ガードレールから景色を一望。なんだか町も小さくなってきました。
田舎だと思っていましたが、こうやって見てるとやっぱり東京ですね。
ビルの高さがハンパじゃない。郊外とはいえかなり開けています。



ちなみに僕は自転車です。グリップを握りしめて駆け上がります。
「ファイトー!」写真を撮っているとサイクリストの方達に応援されたり。
この周辺はアスリートのトレーニング場所にもなってるようです。



お父さんのいる図書館に到着です。・・・って何もないやないかーい!
なんと、モデルとなった場所は『いろは坂桜公園』という広場でした(笑)
物語ではここで『ムーン』という、駅で見かけていた猫と再会します。



雫は弁当そっちのけにして、逃げ出すネコを追いかけるんです。
後ろ姿を追ってさらに丘の上へと。自由奔放な少女と猫ですね!笑
この階段を登れば近道ですが、自転車なので別の道を行きます。



主題歌の『カントリーロード』を歌いながらぶっ飛ばします。
「一人ぼっち~恐れずに~生きようと~夢見てた~さみしさ~」
「押し込めて~強い自分を~守っていこう」



アニメの世界に迷い込んだみたい。楽しくて足が軽いです。
「カントリーロードこの道~ずっとゆけば~あの街に~」
「続いてる~気がする~カントリーロード~」



汗が止まんねー!杉村がフラれた金毘羅神社で休憩しましょう!
「大人になったら、雫の両親や同級生気持ちの方が共感するよな~」
なんて考える自分に酔って出発しました。まだまだ登りますよ。



ついに頂上へと到着。ネコに導かれてやってきたロータリーです。
映画ではここにアンティークショップがあります。ご存じ『地球屋』。
現実にお店はありませんが、その代わりに洋菓子店があります。



ファンの間では、リアル地球屋として聖地となっているそうです。
お店を覗いてみると・・・閉まっていました。今日は休業日なのかな?
散歩していた方に聞いてみると、もうすぐオープンするとのこと。



はやく来すぎました。ロータリー近くに公園があったので待機です。
ピロピロピロ♪するとTwitterのフォロワーさんから情報が届きました。
「地球屋のモデルとなった場所がありますよ」と貴重なメッセージ。



もう一つ地球屋があるみたいですね。すこし寄り道してみましょう。
どうも頂上からは離れた場所にあるようです。坂を下って目指します。
落ちついた道です。おや?・・・それらしい建物が姿を現しました。



それがコチラ!その名も『邪宗門』。怪しい名前のカフェです。
アニメの場所とは離れた立地ですが、内装がモデルになっています。
残念ながらお店は閉店していました。数年前に畳まれたそうです。



ではでは、本命の地球屋に戻りましょう。気合いで坂を駆け抜けます。
すると気持ちよさそうにゴロンしているニャンコ。物語が始まりそうな予感。
ずっと寝ころがってコッチを見てるだけでした。一瞬でエンドロールです。



ネコの案内は諦め一人でやってきました。『洋菓子店 ノア』さん。
笑顔がステキなおじさんに歓迎されます。お店の中にはあの男爵も。
これまでに何人ものファンが訪れているそうです。素敵な雰囲気。



こちらは『みみすまノート2014』。10年前から続いてるらしいです。
訪れた人のメッセージが沢山書かれてあります。愛されてる作品だなあ。
僕もノートの片隅に綴りました。来る機会があればぜひ探してみてね!



日陰のベンチで休憩。ケーキを食べて物語の世界に思いを馳せます。
スタンプラリーもあるみたいで、おじさんに専用の用紙を頂きました。
場所は『ノア』『コンビニ』『聖跡桜ヶ丘駅』の三カ所とのこと。



外観もオシャレです。お店の方に写真も撮っていただきました。
コアなファンも、ライトなファンも、一度は来てみたい場所ですね。
お店を出ようとする頃には、お客さんが扉に集まってきました。



こんな所にはムーンらしきネコがいます。デブっていて可愛いです。
個人的にスカイツリーや浅草を見るよりも、ウキウキした一日でした。
洋菓子店ノアさん大満足です。こんな夏の日にいつかまた来よう。



帰りは登ってきた坂を下るだけです。自転車だから風が涼しい。
ちなみに雫は、神社横のこの階段を下りて図書館へと戻りました。
冒険心をくすぐる狭い道です。そしてお弁当を届けたのでした。



夏空が青くて気もちい。晴れ晴れした天気だと嬉しくなりますね。
風を切りながら車輪を回します。お日さまに当たった町が映えます。
今日一日、本当に充実した舞台めぐりでした。桜ヶ丘ありがとう!



帰りはコンビニスでタンプをゲットします。ノアさんの含めて2つ目。
しばらくして最初の駅へ帰ってきました。スタンプ全コンプリートです。
大事な思い出としてバックに入れます。大切な宝物ができました。



最後に駅前にある『青春のポスト』を紹介。夢を書いて投函するんです。
手紙はずっと保管されるそうです。僕も小さな夢をポストインしたのでした。
以上、多摩市は聖跡桜ヶ丘からお送りしました。ぜひ足を運んでね!


次回につづく。。



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