2014/09/03

まっすぐな橋のシマナミ 日本一周147話 愛媛-広島


サイクリングロード!

四国一周を終えて本州に帰る日。『しまなみ海道』で脱出する。
さすがサイクリストのメッカ。自転車乗りが風を切って走っている。
ダンジョンみたいなステージに血が騒ぎだす。ワクワクするぜ!



本編はじまり!
現在地は愛媛県今治。朝はホテルで豪華な朝食をいただきます。
昭和が残る室内。隣の席ではスーツ姿の大柄な男性が食事している。
さっそく料理を注文して箸を動かす自分。旅中なのに変な感じだ。



それから昨晩宿をとってくれた方と初対面。おはようございます!
Twitterのアイコンから男性と思っていたら女性でした。ビックリ(笑)
若い頃、自分と同じように日本全国を旅されていたんだそうです。



今はネットが発達して旅をSNSで発信する時代。僕もその一人。
そんな旅人達の投稿を見て、懐かしみながら楽しんでいるんだとか。
ただの自己満の旅だけど、興味持ってもらえてすごく嬉しいです。



北海道の話をして、四国と本州をつなぐ場所まで案内してもらう。
通称『しまなみ海道』。入口付近に近づいたところでお別れします。
本当にありがとうございました。自分も次の旅人達へと繋ごう!



しまなみ!すっげー気持ちい風が吹いてる。笑いが出てくるわ。
これから沢山の島をつなぐ橋をいくつも渡ります。まずは一つ目だ。
潮風を全身で受け止めて走っていきます。やっほーい\(^o^)/



グルグルな迷路から脱出して島に到着します。透き通る海が綺麗。
みんな気づいてないのか一人で独占。爽やかな気分で写真投稿すると。
「サンダルの横はウンコ?」 と一件のコメント。やめろ流木だわ!笑



『来島海峡大橋』『伯方・大島大橋』『大三島橋』ガンガン進みます。
ちなみに橋を渡る度に料金がかかりますが、現在は期間限定で無料です。
しばらくして二代目ビーサンの寿命が。。接着剤で命をつなぎました。



しまなみは青いラインが道しるべです。爆発的に走りやすいな。
暇なので向こうから走ってきた人に声を掛けるゲームをはじめます。
先に挨拶されたら負けというルール。究極の暇つぶし開始です。



30連勝を超えたくらい。ガチロードのオジサンが見えてきました。
渋い表情のグラサンの彼。50m程離れたところで先に挨拶されます。
悔しさを感じながらも、今日イチバンのスマイルで返しました(泣)



だんだんと人の姿が減ってきました。『多々羅大橋』を走ります。
ここの橋では音を鳴らすと共鳴して響くらしいです。パパパアアン!
空気がガツンと割れる。日光東照宮にあった鳴龍に似ています。



海沿いの道をゆっくりと横切り、いよいよゴールが近づきました。
途中ラインを見失って迷ったり。いいかげん疲労が溜まってきたぞ。
5つ目の『生口橋』を過ぎ去って、ついにもうひと踏ん張りです。



『因島大橋』は橋の下を通るらしいです。何これすげーカッケー!
これで残す橋はあと一つ。入口に迷ったり、原付専用道路に出たりと
しまなみ街道は、何だかダンジョンを進むようなステージでした。



そういえば出会った方が自分をFacebookで紹介してくれました。
「自転車青年と出会いました。見かけたら応援してね」そんな投稿。
なんとそれを見てくれた方と実際に遭遇。すごいこともあるな。



気づけば広島県は尾道。四国の思い出達が鮮やかに蘇ります。
そして旅仲間のノゾミさんが40キロ先らしく、合流することに。
紀伊半島ぶりの再会。相変わらず彼女の主食は食パンでした!



ノゾミさんはお遍路してたそうで、少し先を走っていたようです。
四国一周達成の記念に旅人2人で高級食パンを買って食べます!笑
噛みしめて完食する。このパンの味は一生忘れないだろう。。



そのあと最後の『尾道大橋』走って寝床へ。暗いと道に迷います。
そして念願の本州へと帰還。近況を語りながら初秋の風の中を行く。
ノゾミさんは明日から、ずっと北上して札幌を目指すんだそう。



気合で寝床へ着くと眠気が襲ってきました。すぐにでも寝れそう。
夕飯は100円で手に入れたデラウェアです。水々しくて鬼うまい。
栄養豊富な皮まで美味しく食べました。ごちそうさまでした!


次回につづく。。



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