2014/05/16

工場の記憶 日本一周37話 群馬-群馬


青のバックにまだらな白。

爽やかな朝だ。もうすぐ世界遺産に認定されるという『富岡製糸場』へ。
旅中はニュースを見ないので気づかなかった。教えてくれた友達には感謝。
相棒の赤い自転車を転がして、のんびり風をきっていく。朝一番乗りだ!



本編はじまり!
のれん下で目を開きます。静かな場所でぐっすりと熟睡できました。
昨日は雨に打たれたけど体調抜群です。すぐにラーメンを作り出します。
住所不定無職、地球ホームレスライフもすっかり板についてきました。



ちょっくら近くを冒険。天気が晴てるだけでテンション上がるなー!
城下町らしく見どころが多い町並みです。今度きた時にゆっくり見よう。
 今日一番の目的は明治富岡製糸場です。さっそく出発しましょう。



すぐに到着です。開場前にもかかわらず沢山の人が並んでいます。
また同じ地元の方がいてビックリしました。めっちゃ喜んでくれた様子。
長崎県のネタで盛り上がりました。九州弁がなつかしいぜ\(^o^)/



ガイドさんが案内してくれます。後ろをついていき工場の中へと進む。
 この世界遺産は建造物自体よりも、役割としての価値が評価されたみたい。
今や世界でも名の知れている、トヨタの礎にもなってるらしいです。



繭から生糸を取る機械がきもちわるい。工場の歴史がかいま見えます。
 ちなみにココで働いていた女性労働者達、彼女らの待遇は良かったみたい。
 テレビで見るような、ブラックな性格の製糸場とは違ってたんだとか。



元々国営だったのが民間に払い下げられて、酷い環境になったそうな。
 利益を求め出すとそうなってしまうのか。人間の欲望は深く恐ろしいな。
ともあれ日本をつくった一つの場所です。先人達に敬意を払います。



製糸場から街も見えます。鮮やかな空。すっげー天気いいなー!
 こんな感じの田舎って大好き。スーッと大きく空気を吸い込んでみる。
無性に走りたくなりました。 ぼちぼち切り上げて旅に出よっと。



最後に乾燥場を見て出発・・・って崩壊しとるやんかぁあああ!!
 今年の2月に雪が積もってぶっ壊れてしまったらしい。ぐしゃくしゃ(笑)
 一生懸命つくったドミノも少しのキッカケで壊れるしな。どんまい。。



いくぜー!!!ん?思うようにチャリが動きません。足がすごく重い。
そういや旅人たっぴーが同じようなことを話してたな。嫌な予感がします。
たしかスローパンクって言うやつだっけ?まさにそれでした( ;´Д`)



公園でタイヤを修理することに。腹減ってきたし、ここでメシにしよう。
 麺をすすってると爺さんが近づきます。何か話しているけど分かりません。
 「世話ねぇな~」しか聞き取れん!頼むから日本語話してください!笑



夕方は自慢大好きおっちゃんに捕まり長々と会話。トラブルきたぜ!
ひと段落ついているとイケメンなセダン。建設会社の代表取締役さん。
 若いのに謙虚な男性で旅の支援を頂きました。そして今夜も走る。


次回につづく。。


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